動画をオンラインでトリミング・カット:フレーム単位で正確、再アップロード不要
多くのブラウザ動画トリマーがずれた位置でカットしてしまう理由と、カットリストによってトリミングと分割が即座かつ無料で、フレーム単位まで正確になる仕組みを解説します。
動画をオンラインでトリミング・カット:フレーム単位で正確、再アップロード不要
多くのブラウザ動画トリマーには、2つのうちどちらかの問題があります。1つは最も近いキーフレームでカットしてしまうため、ドラッグした位置から最大2秒もずれた場所でカットされてしまうこと。もう1つは、わずかな変更のたびにファイル全体を再エンコードしてしまい、数分かかったうえに画質が劣化してしまうことです。Video Studioでのカットの仕組みと、それがなぜ瞬時に行えるのかを説明します。
編集は「レンダリング」ではなく「カットリスト」
タイムライン上のクリップは、ファイルへのポインターと、イン点・アウト点の組み合わせにすぎません。ハンドルをドラッグすると、この2つの数値が変わるだけです。クリップを2つに分割しても、生成されるのは同じファイルを指す2つのポインターであり、何もコピーされず、アップロードもされず、再エンコードもされません。
だからこそ、あらゆる編集は瞬時に、無料で行え、何十回気が変わっても画質が劣化することはありません。動画がレンダリングされるのは、書き出し(Export)ボタンを押したときの一度きりです。
トリミング
クリップをクリックすると、両端に2つのハンドルが表示されます。これらを内側にドラッグして、クリップの開始位置と終了位置を設定します。ドラッグ中は、帯(ストリップ)に新しい長さが表示されます。
トリミングは、選択した正確な秒数の位置に適用されます。コピーに対してカットを行うと最も近いキーフレームにスナップしてしまい、5秒程度の生成クリップでは目的の瞬間から1秒近くずれることもあります。そのため、トリミングされたクリップは書き出し時に再エンコードされ、手を加えていないクリップはそのままコピーされます。
分割
カットしたい位置に再生ヘッドを合わせます。クリップ上のどこをクリックしても、再生ヘッドはその位置に移動します。そこで**分割(Split)**を押すと、それぞれ独立して移動・トリミング・削除できる2つのクリップになります。
途中の不要な部分を取り除きたいときも分割を使います。前で分割し、後ろで分割し、間の部分を削除するだけです。
使えるテイクだけを残す
長いクリップを引き締めるための実践的な手順です。
- 一度再生し、最初の良い瞬間で止める。
- その位置で分割し、先頭部分を削除する。
- 再生を続け、良い部分が終わったところで止めて分割し、末尾部分を削除する。
- 残す価値のある部分ごとに繰り返す。
分割は無料で行えるため、レンダリングを待つことなく、5分の録画を30秒に切り詰めることもできます。
写真はトリミングと異なる
タイムライン上の写真には、トリミングする映像がありません。あるのは、自分で選ぶ表示時間だけです。アウト側のハンドルをドラッグすれば、表示時間を延ばせます(最大1分)。写真の分割はあえて無効化されています。分割しても、同じ写真が2枚になるだけだからです。
書き出し
書き出しを行うと、カットリストが設定(Settings)で指定したサイズとフレームレートで1本のMP4にレンダリングされます。書き出しごとに専用のリンクが発行されるため、すでに共有したリンクは、共有した時点のバージョンのまま再生され続けます。
FAQ
カットはフレーム単位で正確ですか? はい。トリミングされたクリップは再エンコードされるため、最も近いキーフレームではなく、指定した位置で正確にカットされます。
トリミングすると画質は落ちますか? 再エンコードされるのはトリミングしたクリップのみで、しかも書き出し時に一度だけです。トリミングしていないクリップは、手を加えずそのままコピーされます。
トリミングを元に戻すことはできますか? ハンドルを外側に戻すようにドラッグするだけです。元のファイルは決して変更されないため、クリップ全体は常に残っています。
動画の長さに上限はありますか? アップロードは1ファイルあたり100MBまでという上限がありますが、タイムラインには必要なだけクリップを配置できます。
